Romeo&Juliet 3.15(sun)18:00〜

回数を重ねるごとに泣き具合が悪くなっていくのはなぜでしょうね…。やっとパンフをゲットしたのでセトリというかシーン名と順番が分かるから感想書きやすくなるなーと思ってたらそんなの一切書いていないという。しかしパンフ開いただけで泣ける魔法。台詞書いてあるのは反則だろ…!以下ネタバレてます。

  • マーキューシオの声がそろそろ危険。初日で既に枯れ気味だったのにマーキューシオは特に叫ぶことが多いから日に日にガラガラになっちゃってるよ…大丈夫かな心配だな。
  • 今日のロミオは最初からにっこにこで声もウキウキしてる感じ。いつもより明るい雰囲気で楽しそうなロミオでした。明らかに今までと印象が違う。ステージをうきうきと走り回るロミオは天使でした^^やっぱり「まぎらわしい、っぞー!」「イエッサー!」「みたいなぁー!」って台詞が可愛くて可愛くて!ところでビスコッティってもしかしてビスケットのことかね。
  • 舞踏会でロミオがジュリエットを笑わせるシーン。従来の「テケテケテケテケ…」の横走りに加え、今日はお尻を振りながら「ふりふりふりふり…」ジュリエットが素で笑ってた気がする。(笑)
  • マーキューシオとベンヴォーリオがロミオの秘密に詰め寄るシーン。

ロミオ「モジャモジャのモジャ男!」「変な髪形」「調子に乗ってんじゃねーのか」
ベンヴォーリオ「え〜〜〜!どこがどうなって調子に乗ってるんだよ〜!」
ロミオ「いいから、謝んなよ」
ベンヴォーリオ「あ………すいません」
ロミオ「でも教えてあげなーーーーい!(無邪気)」
ベンヴォーリオ「ロミオ・モンタギュー、いじめ、かっこ悪い!(拳上げ)」

会場爆笑でした。(笑)結局秘密は知られぬまま、マーキューシオは「俺たちもうガキじゃない。あいつにはあいつの人生があるってことだろ」って怒ってどっか行っちゃうんだよね。

  • マーキューシオとティボルトとロミオの決闘シーン。ティボルトの「お前かーーー…!!!」がやはりブワァッて涙出てくる。だというのに近くから笑い声が聞こえてきてぶん殴ろうかと思った。何が面白かったのが1から100まで説明して下さいそうでなければ許せません。マーキューシオが殺されてしまうシーンも泣けるやっぱり…「俺は船に乗れるんだよ!」「金銀財宝山いっぱい、面舵いっぱい…」「モンタギューのため、親友のため…」なんてこと(´;ω;`)しかも親友のロミオと喧嘩というか、すれ違ったまま死んでしまったのがなんとも言えず切ないんだよ…。マーキューシオはジュリエットとの結婚のことだって知らないままなんだもん。ティボルトが死んでしまうときの台詞も、もう泣けて泣けて仕方がない。「憎かったんだ」「キャビネットもモンタギューも呪われて滅びろーーー…!」「地位も名誉も出世も何の役にも立たない…」「俺の勝ちだ…(ジュリエットへのプレゼントと手紙を取り出して死んじゃう)」って。ここまでの演技でティボルトの立場がすごくよく分かるから、この最後の台詞はクるなあ…。
  • ジュリエットの部屋。ロミオが赤い布に隠れているシーン。入った席から、隠れてるロミオの表情が見て取れたんだけどさ…ジュリエットが隠れてるロミオの元から離れるときのロミオの表情。これ見た瞬間もう顔を覆ってしまった。離れていくジュリエットを切ない切ない目で追いながら泣いてるんだよ…この世の中にこんなに切ない表情ってある?胸が痛むどころの騒ぎじゃないよこれ。その後ロミオが部屋を後にするときも身体が震えてて、泣いてたんだと思う。
  • その後の各シーンのロミオの台詞がこれまた、今までと違う。今までは”取り乱してる”ぐらいの声だったのに、今日はもう入り込み過ぎてて狂っちゃってる感じで、声も荒々しくて必死だった。冒頭の明るい雰囲気との対比があまりに大きくて悲しさが倍増する。

ロミオが回数を重ねるごとにどんどん成長していく。それが素晴らしいことでもあり、とても怖い。上田くんも自分自身とロミオとの切り替えがとっても大変だと思う…東京公演あと半分、無事に進みますように。とにかくタオルは絞ったら出てきそうなくらい濡れるしポケットティッシュは1つじゃ足りません。舞台は声出して泣けないから声の代わりに鼻水がいっぱい出てくる。これから観に行くみなさん、本当に気をつけて。